第7回「ほんよみのつどい」レジュメ

日時:2020年12⽉19⽇(土)9:30~11:30
開催場所:オンライン(Zoom)

今回の一冊

君たちはどう生きるか

吉野源三郎 マガジンハウス

概要

旧制中学校に通う15歳の少年コペル君、本名は本田潤一。(中略)
コペル君はある時、家によく遊びに来る母の弟である叔父さんから一冊のノートを渡される。
そこには過去に、叔父さんや友人と話したり、考えたりした、さまざまな出来事が記され、それに対する叔父さんからのメッセージが綴られていた。
天文学、化学、物理学、経済学、英雄譚……叔父さんとの対話を続けるうち、コペル君はものの見方や貧困、差別といった社会の構造、人間関係について学ぶ。
そして、親友たちとの間に“ある事件”を起こしたコペル君は「どう生きるか」について深く問いかけられることになる。(マガジンハウスHPより)

TALK TOPIC

①心の中の言葉を相手に伝えるときに、気を付けていることがあれば教えてください。

『君は自分が感じたことを
心の中で言葉にできる
中学生でそれができる君だってなかなか立派だと思うぜ?』
(p.92 3、勇ましき友 後編)
心の中の言葉を相手に伝えるときに、気を付けていることや、お手本にしている人はいますか?
また、共感できないとき、分かり合えないときにどんな言葉選びをしていますか?ぜひ教えてください。

②コペル君が「日々生み出している」ものは、いったい、なんでしょう。

君は、毎日の生活に必要な品物というところから考えると、
たしかに消費ばかりしていて、なに一つ生産していない。
しかし、自分では気がつかないうちに、ほかの点で、ある大きなものを、日々生み出しているのだ。
それは、いったい、なんだろう。
(p.179 5、貧しき友 人間であるからには(おじさんのノート))
「おじさんのノート」には、いつもコペル君に向けた「こたえ」が記されていますが、
このノートにはその「こたえ」があえて記されていません。
みなさんそれぞれの「こたえ」が何か、聞いてみたいです。

③自由にお話ししましょう!

印象に残ったシーン、読んでいて思い出したこと、感じたこと、etc.